アーロンチェアのサイズの選び方「AとBの境目の方は試座して比較して」

2016/07/05 2016/07/26

アーロンチェア

アーロンチェアには「A」「B」「C」の3つのサイズがあります。
ここではアーロンチェアのサイズの選び方についてご紹介します。

Aサイズは女性など体の小さい方、Cサイズは特に体の大きい方、それ以外の方はBサイズ

公式サイトによると各サイズの目安は下記の通りです。

Cサイズは特に体の大きい方向けのサイズになっていますので、日本人の平均的な体格の男性であればBサイズ、女性であればAサイズが目安になるかと思います。

個人的に女性の試座に付き合った時の話です。

彼女はアーロンチェアを購入する予定でしたが、「（欲しい素材を使ったAサイズが在庫になく）Bサイズの方が早く納入してもらえるから」という理由でBサイズにしようとしていました。
「ちょっとくらいサイズが違ってもアーロンはアーロンでしょ？」と言っていた彼女ですが、試座した結果、Aサイズを選びました。

彼女曰く、サイズによって大きく変わるのは座面の大きさ、とのこと。

女性がBサイズの椅子に座ると、座面のカーブがフィットせずお尻の位置が安定せず座り心地はとても悪いそうです。
私はBサイズなのですがAサイズに座ってみたところ、座面が狭く窮屈でした。

また、脚の付け根から膝までの長さがBサイズに座るには少し短かった彼女。
きちんと座ると膝裏が座面に当たり痛い、という状態でした。

上述の彼女は（詳しい身長体重は載せないでと言われたのでぼかしておきますが）AサイズとBサイズの境目の体格なので、目安を見ればBサイズでも構わないのです。

ですが、目安は目安にすぎません。
彼女のように「Bサイズだとお尻の位置が安定しない」「膝裏が座面に当たってしまう」という具合に、実際に座ってみてわかることも少なくありません。

AサイズとBサイズの境目の方は特に、両方座ってみてどちらが良いか納得するまで比較して欲しいです。

せっかく機能性の高いアーロンチェアを購入しても、サイズが違えばその効果も発揮できません。
人から譲ってもらえる機会があっても、自分の体格と椅子のサイズが違うのであればもらわない方が良いです。
「アーロンチェアだから」という理由だけでサイズ違いを気にせずに購入・譲受けはすべきではありません。

目安はあくまで目安ですので、実際に店舗で試座してみたり専門のスタッフに聞いてみたりして、自分の体格にあったアーロンチェアを選ぶようにしてください。

専門のスタッフに関しては、特にハーマンミラー認定資格「エルゴノミックアドバイザー」を持つスタッフがいる店舗で聞くと良いかと思います。