アーロンチェアにヘッドレストは必要？ヘッドレストがない理由とつける方法

アーロンチェアのオプションにはヘッドレストはありません。
これは結構勘違いされている方が多いように思います。
というのは、ヘッドレスト付きのアーロンチェアを店舗やネットで見かけることがあるからです。
このヘッドレストは純正品ではなくサードパーティ製の非正規品になります。

アーロンチェアにヘッドレストは必要か？

ヘッドレストのあるワークチェアもある中で、なぜアーロンチェアにはヘッドレストがないのでしょうか？

そもそも、ワークチェアはその名前の通り、仕事をするための椅子です。
特にアーロンチェアはデスクワークに最適化されています。

デスクワークというと、例えばPCに向かって行う作業を想定しています。
そのためにアーロンチェアには「前傾チルト」というモードがあり、前傾姿勢でデスクで作業をすることが楽になるような設計がされています。

前傾姿勢をとるとき、頭は背骨の曲線に支えられるような形になっています。
ヘッドレストのあるワークチェアの中にも「前傾チルト」モードがありますが、「前傾チルト」モードの状態で頭がヘッドレストに当たることは無いかと思います。

つまり、デスクに向かって仕事をしているときにヘッドレストは必要無いのです。

また、アーロンチェアの特徴として深いリクライニング機能があります。
他のワークチェアにはリクライニングした状態で固定する機能があるものもありますが、アーロンチェアにリクライニング状態を固定する機能はありません。
これもヘッドレストと同様の理由で、本来の意味のワークチェアには必要の無い機能だからです。

アーロンチェアにヘッドレストをつけるには

とはいうものの「アーロンチェアで深くリクライニングしてテレビや映画をゆったり見る」といった風に利用したい方もいるかと思います。
実際にアーロンチェアにヘッドレストをつけて快適さを手に入れている人も少なくありません。
アーロンチェアに適応したサードパーティ製のヘッドレストをご自身で購入し取り付けることが可能です。
ネットでも売っているので参考にしていただければ幸いです。

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ヘッドレストのあるワークチェアを選ぶのも手です

アーロンチェアにサードパーティ製のヘッドレストをつけるのではなく、オプションでヘッドレストがあるワークチェアを選ぶことも考えてみてもいいのではないでしょうか。

オカムラ（岡村製作所）のコンテッサやバロンは純正オプションでヘッドレストをつけれますし、リクライニングを倒した状態で固定することもできるので、リクライニング状態での利用を想定している場合はこれらも検討すべきワークチェアです。

もしくは、エルゴヒューマンもハイタイプはヘッドレストが付いていますし、リクライニング状態での固定機能も可能です。

また、アーロンチェアを作っているハーマンミラー社のエンボディチェアは背面が頭部までありますので、そちらを検討しても良いかと思います。

以上、アーロンチェアにヘッドレストがない理由とつける方法を説明させていただきました。

本当にヘッドレストが必要か？
つけたい場合はどうしたらいいのか？

の参考になれば幸いです。